いざ、アフリカへ パート4 ~ムリブワンジ?~ -2010/10/25 

空の明るさで目が覚めた。
ん?なんかおかしい、なんか人の気配がするというより、人の気配しかしない。
「うお~!」思わず腹筋から声が出た。
人々が窓にへばり付き覗き込んでいる。
しかも相当な人数、こんなポンコツ車なら余裕で持ち上げれそうな数だ。
肌の「黒」、白目と歯の「白」のブラック&ホワイトで窓が覆われてる。

私は誰ともアイコンタクトを取らないように、車から降りて演技を入れて「伸び~」をした。
その時知った。
そこは村のど真ん中だったという事を。
「なんだこいつ?」みたいに、み~んな私をジ~っと見ている。
ただ馴れ馴れしくという訳ではなく、ちょっと一定の距離を保ちながら。
そして危害を加えられそうな雰囲気も全く感じない。

「ムリブワンジ?」私のその一言でみんな急に笑顔になった。
子供たちが一斉に話しかけてくる。
マラウイの公用語は英語だが、それは都会の教育の場であったりして、ここまで田舎にこれば英語なんて通用しない。
そう、マラウイ語だから何を言ってるのかさっぱりわからんが、私の周りに人だかりができた。
すると一人のおばさん?おねえさん?がお腹を擦るジェスチャーで「腹減ってるだろ?」と言いながらバナナを一本くれた。
「わ~腹減ってたんだ~、ありがとう」私はありがたく頂戴し、おいしそうにその場で食べた。
これがきっかけでまた更に騒がしくなった。
みんな食べ物をガンガン持ってきてくれるようになった。
こっちで2度目の VIP待遇?だ。

その村には電気が通って無い。
だから夜は真っ暗だったのだ。

お腹がはち切れそうになり、ウンコしたくなってきた。
ジェスチャーで伝えると少女が途中まで案内してくれ、あそこだよと指さしてくれた。
ちょうどブロックを積んだ畳を3枚縦に並べたぐらいの壁の大きさだ。
遠目からはわからないけど、近づくとなんとそれは単なる壁。
ズバリ180度以上丸見えの開放的モデルだ。
便器など当然なく、穴がそこにあるだけ。
ポケットの中にティッシュを触った瞬間「ヨッシャ~」とガッツポーズが出たのはあの時ぐらいだ。

用を済ませて戻って来ると、みんな「どうだった?」みたいにニヤニヤしてる。
子供達が話しかけてくる。感想でも聞いてるのか?
その時携帯が鳴った。
携帯電話の珍しさにまた「お~っ」と大騒ぎになる。
私の隣で男の子は会話中ず~っと耳をあてて盗み聞き状態で大ハシャギ。

ようやく修理が到着。
しょっちゅう修理してるのだろうか、1時間程で直ってしまった。
スゲ~と感心しながら、また壊れるんじゃね~かと正直不安だった。

その後なんとか目的地の湖に到着。
施設らしいものは何もない手つかずのリゾート?といった感じか。
そこには少しだが白人もいて、私を見て「お前なんでここにいるの?ここで何してる?」と不思議がられたが、私からすれば「そっちこそなんでここにいる?」とお互い様だろって感じだ。

帰りはハプニングなく無事に帰った。
あっ、ちなみに「ムリブワンジ」とはマラウイ語で「元気?」といった意味。

つづく

 

 

 

 

 


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