いざ、アフリカへ  おわり ~複雑な別れ~ -2010/10/25 

イングランドへ帰る日を明日に控え、最後の夜は騒ぐぞ~と街一番(国一番?)のナイトクラブへくり出す。
インテリアなど特に雰囲気がある訳でもなく、音響もいい訳ではなく、ただ単に超うるさい場所といったところ。
ただみんな狂ったように踊っている、というよりはしゃいでいる。
こういう雰囲気はこっちもノリやすくて楽しい~

ここでも私は目立つ。
色んな人が興味深々に声をかけてくる。
トイレの外で待ち伏せしている娼婦のおばさん達の誘惑にも負けず?楽しい夜を過ごした。

イングランドへ帰る日、昨日の夜ナイトクラブで知りあった数人がなんと空港まで見送りに来てくれていた。
昨日会ったばかりなのに。
思わず涙がでた。
「みんな~ありがとう~、バイバ~イ!!」
感動の涙に浸りながら、出国手続きをし、セキュリティーチェックに進んだ時、2人の検査官に呼び止められた。
すっかりVIPボケした私は「ほ~う、次は何?飛行機までカートで送ってくれるの~?」などと思っていた私を2人は別室へと案内した。
そこで「服を脱げ、靴も靴下もだ!」
「は~?」
状況がうまく飲み込めない私の荷物を勝手に開け始め、「早く服脱げ!」と怖い命令口調。
言われるまま服を脱ぎ、パンツ一丁状態。

今さっきのあの感動の場面から一転、服を脱がされこの姿。
「なんなんだこれは~」
麻薬等の検査だったと思うが、到着した時のあの待遇とこの待遇の差は何??
なんでアーロンは私の出国の際にも手をまわしていね~んだよ!
感動と怒りと恥ずかしさ、うまく表現できない複雑な思いでマラウイを後にした。

帰国後、アーロン達と再会した時出国の際の出来事を話した。
彼らは黒い顔でも余裕で見て取れる程真っ赤な顔で激怒した。
そして私に何度も何度も謝罪した。
「もう気にしてないし、いい想い出だったよ」と言ってるのだが、
「見つけ出して、ゼッテ~首にしてやる!」と怒りが収まらない様子。

語学を学ぶ上で一か所の学校にいると慣れ過ぎてしまって弊害にもなりえるので違う街へ移った。
ある日久しぶりにアーロンから電話があり、「あいつら首にしたからな!」と。
私はすっかり忘れていたが、まだ根に持っていたらしい。
すごい執念であり、それだけ私の事を思っていてくれたんだな~とやっぱり嬉しかった。
でも任務を全うしたした2人には、なんか悪い事したよな~とやっぱり複雑な心境でもあった。

人生初のアフリカ、人生初の出来事だらけの旅だった。

おわり

 


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