隣国に「無関心」だった私 -2010/11/16 

HONDA の車のロゴは「H 」、じゃあ「H」は一体??

イギリスである日、このロゴのついた車を見た。
「ん!なんじゃこれ?ホンダの偽物か??」
そして、ある日アフリカ人の友人が教えてくれた、

「これ韓国の車だよ!知らんのか??」

「ええっ!?韓国って車つくってんの??」ビックリした。
ビックリしている私を見て、アフリカ人はもっとビックリしていた。
そりゃ~そうだ。すぐ隣の国で車が作られている事も知らん奴がイギリスまで来てるのだから。

あの時自分がいかに隣国に対し「無知」だったか、そしてそれ以上に「無関心」だったかを思い知らされた。

転校した先の語学学校には、数人の韓国人がいた。
なぜか波長が合い、すぐ意気投合し一緒にパブへ行ったり、ワインを大量に買い込みアパートで毎晩ドンチャン騒ぎ。
彼らは日本の早稲田、慶応に相当する大学の学生で半年の間大学を休学して来ていた。
相当高い意識を感じる、優秀な奴らで、私にとってその後、そして今まで韓国人と縁があるのは、最初に会った韓国人が彼らだったからというのは間違いない。
とにかくいい奴らだった。

ある日酒を飲みながら私はこう言った、
「俺は今まで韓国の事を全然知らなかった、と言うより関心が無かった。韓国が車を作ってる事すら知らなかった。韓国を話題にしたのは、大学時代友人と安いフェリーで韓国行ってカルビでも食うか、だけだった。ごめん!」

すると彼らはこう言った、
「俺たちは日本の事をスゲ~意識していた。それは歴史もあり、悪意に満ちた教育もあり正直日本を憎む事からだった。正直今でも日本が嫌いだ。でもお前に会って日本人のお前を好きになった。でっかい一歩だ。ありがとう!」

その後も韓国人留学生は増えて行き、私の周りにはいつも韓国人がいた。
台湾人も多くて、彼らとも仲良くなった。
台湾に対しても完全に「無関心」だった。

彼らに触れ、どうしても韓国、台湾に行きたくなった。
先に帰った彼らを追って、韓国、台湾へイギリスから飛んだ。

彼らの家族はもちろん、あっちで知り合った人の家庭に、夜中酔っぱらった状態で突然押し掛けたにもかかわらず、本当に心からもてなしてくれた。
日本に対する感情はどう考えても穏やかではないはずなのに、そんな事全く感じさせず「愛情」すら持って私を迎えてくれた。

「愛情」の反対語、反意語は何だと思いますか?

あのマザーテレサはこう言ってます。

「無関心」だと。

彼らが日本に抱いていた「憎悪」「憎しみ」と言うモノは、私が彼らの国に抱いていた「無関心」に比べたらず~っと意味や価値のあるモノなのかも知れません。

 

おわり


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